フラーの魔法の数式!

「本物のドームハウス構造の中に入ってみたいと思いませんか?」

あなたの家の中に、本物のドームハウスが作れるかもしれません。

今日は「竹ひごドームキット」の楽しみ方を、大きく広げてみましょう。

「竹ひごドームキット」には、大きさを自由に変更することが出来る魔法の数式と、その利用方法が入っています。
これこそがドームマジック。

 

数式通りに竹ひごを別途用意して組み立て直してみると、中に入ることができるドームが、小さな小さな「竹ひごドームキット」で作ることができるんじゃないだろうか?
模型を作りながら手に伝わってくるドームの強度。
これは人が入るくらいまで大きくしても壊れないんじゃないだろうか?

仕上げ工事が終わり、家具工事に入っている現場監理を終えて帰宅した夜、頭の中でそんな妄想が膨らんできました。

模型の中に入ることが出来るかも。
そして模型の中を歩き回ることができるかも。

早速、計算式を元に、新たな竹ひご三種類を145本全てカットしました。
小さな竹ひごドーム模型の場合は、誤差が小さい為2種類の辺の長さにしましたが、
サイズを大きくすると、各辺の誤差も大きくなります。
今回は計算通りに3種類の竹ひごをつくることにしました。

そして、組み立て。

一本一本の線が細いため、ぐにゃぐにゃと曲がって倒れてしまします。
竹ひごの歪みによって、しっかりとのり付けをしないと、はじけるように外れてしまいます。
そこで椅子とテーブルで支えながら上へ上へと組み上げていきました。

ぐるりと一周、なんとか底面を組みあげると、ぐにゃぐにゃが少し安定。
更にもう一周組み上げると、倒れてこないじゃないですか。
これはいける!
と確信しました。

 

直径2.8m~2.9m。
最大の三角の一辺が60cm。
高さは1.8mくらいはありそうです。

最上段、最後のてっぺんの5角形を組み立てると、一瞬で包まれるような感覚が伝わってきます。
断面直径がたったの3ミリしかない細い細い竹ひごなのにも関わらず、包まれる様なドーム特有の感覚にぞくぞくしてくる感動を覚えました。

これは感動を通り越して小躍りしてしまいました。

 

毎朝、昇ったばかりの朝日を浴びながら、ドームの中で瞑想でもしたくなる。
そんな自分だけの基地が出来上がりました。

「竹ひごドームキット」は、

1.小さなジオデシックドームを手に取ることが出来る
2.手に取り、手と頭からドーム理論を身につけることが出来る
3.本物のドームハウスの構造が見につく

そしてもう一つ、

4.あなただけの基地をつくることが出来る!

「竹ひごドームキット」は本当に夢を広げてくれるんです。

 

半世紀も前にフラー博士によって導き出された魔法の数式が、あなたの手の中でよみがえる。
この経験は、ドームハウスを何棟も設計し建ててきた私にとっても、不思議で貴重な体験でした!

この一歩によって、あなたの夢も一歩近づくかもしれません。

黄金比の学習と、トラス構造の組み立て、そしてドーム理論の習得に
ぜひ活用してみてください。